愚行の終わり

少し遅くなったが。

 これまで「オーマイ速報」では、新聞各紙、テレビ各局など様々なメディアが報道するニュースを編集部でウォッチし、オーマイニュース読者の皆さまにお伝えしてきました。 

 しかし、今後速報ニュースをより良い形でお届けするため、9月13日22時30分をもって「オーマイ速報」をいったん休止し、一新することにいたしました。

だそうだ。

コメント欄でおなじみの仲甫さんのところによると

2006年9月13日(水)付お知らせ欄にて「オーマイ速報休止」の掲示がされていたはずなのですが、2006年9月14日(木)12:00:00現在、そのような掲示は跡形もなく消え去っているようです。

この13日時点での「おしらせ」では、以下の記述があったもよう。

オーマイニュースは読者ニーズに応えるため、これまで既存の大手メディアの報道を転電する形で、「オーマイ速報」を提供してきましたが、9月13日22時半をもって一時休止いたします。

 休止の理由は、大手メディアの側から質問が非公式に寄せられ、オーマイニュースとして、より良い方法を考案する必要が生じたためです。
(太字強調は私)

法務部あたりからの「お問い合わせ」でもあったのだろうか。
この掲示が一度は取り下げられ、14日の朝にはまだ「オーマイ速報」による記事は追加されていた*1。その後、冒頭の掲示が改めて挙げられて、14日分の「オーマイ速報」については削除されたようだ。13日以前のものについてはそのままである。


ともかく、あの下らないことをやめたのはたいへん結構なことだと思う。この一週間前には、

という「お詫び」を載せるくらいであるから、そもそもあんなことに人手を割く余裕は無かったのだ。「転電」という名の盗用問題についてはお詫びも反省の弁も無いが、私は当事者ではないので気にしないことにする。法的対応とかオトナのメンツとかいろいろ事情があるのだろう。

冒頭の掲示は次の一文でしめくくられている。期待というか、多少の不安は残る。

 オーマイニュースは今後も市民記者の皆さまの記事掲載に注力を続けていきます。同時に、新たな速報体制も整えていく方針です。ご期待ください。

*1:オウムの上佑派が新団体設立の意向の記事(id=1284)等。