AFPBBとダルフール

AFPBBをここ数日ぽつぽつと見ている。ぽつぽつと言うのは、写真が前面にでているために閲覧性があまりよろしくないからだ。写真を見ても何の記事かすぐには把握できないのである。インターフェース的に工夫は認めるのだが。

あそこが特徴的なのは、写真だけというわけでもない。まずニュースのカテゴリ分けが特異である。政治経済などの普通のに混じって、「戦争・紛争」「災害・事故」という他所では見ないカテゴリがある。たしかにフォトジャーナリズムが最も威力を発揮する分野だ。

また、よくある「国際」というカテゴリは無い。基本的に日本国内外という区分けは存在せずに混在している。記事の供給源がAFPであることを考えれば当然だが、外信の比重が非常に高いわけだ。

それから基本的に事実報道の比重が高く、論説記事はまず無い。これも通信社という性格を考えればある程度は分かる。もしかしたら論説機能をブログ側に担わせることを狙っているのかもしれない。私はネタ記事ばかりになりそうだが。


ダルフールの国内報道が少ないとfinalvent氏が嘆いておられたので、もしやと思い、検索してみた。

写真枚数は300枚弱。記事としては17件。これだけだと少ないような気がするが。

わずかに12件。3か月程度しか記事の保存期間が無いようなので、その分は割り引くにしても、配信元が複数あることを考えると確かに嘆くべき状況なのかもしれない。


ダルフールの状況についてほとんど把握していないので、ぽつぽつと読んでみようかと思っている。