曰く「転電である」と。

↓経由

(前略)日本版オーマイニュースの編集長はサンデー毎日編集長もされた鳥越俊太郎さんですが、毎日新聞と提携しているということはありません。(中略)毎日新聞がこれを了承したということはありませんので、私個人は問題があると考えていますし、真意を質すことも含めて、何らかの対応をとることになるだろうと思います。
Comment by 竹橋発 ― 2006年8月31日(木曜日) @ 17時41分30秒

(前略)記事の引用については、会場で指摘しましたが、その場ではオーマイ側から答弁はありませんでした。シンポ開始前にオーマイの人に聞いたところ「転電である」と。転電というのは「ワシントンポストによると」といった表現でその内容を引用するスタイルで、毎日新聞だってやっているでしょう?と。反論しましたが、結論のところでは、かみ合いませんでした。(後略)
Comment by 竹橋発 ― 2006年9月3日(日曜日) @ 15時16分36秒

この「竹橋発」さんは現役の毎日新聞社の方で、先日のシンポジウムにもパネリストとして登場された磯野さんです。これ自体は現場レベルとはいえ、やっぱり抗議もんですよね。そしてやっぱり配信契約は無し。オーマイニュースとしては承知の上。何らかの法的対応まで行くかどうかというとこでしょうか。いやあ、自分がずれたこと言ってなかったようで安心しました。ってそういう問題じゃない。


法的対応措置が取られるかどうかについては今のところ不明ですが、過去の参考事例をいくつか。

配信契約にどのくらいの資金が必要かとなると、例えばこの記事。

これによると、日本テレビ共同通信社に支払っていた金額が1億から2億というものですが、Yahoo!Newsと各新聞社との間のようなネット配信となると契約料が桁外れに安い(月50万円とか)という情報をどこかで読んだ記憶があるんですが…見つからない。どこだったかなあ。


配信契約とか、法的な問題以前にああしたコピペ記事がいかに愚劣なものであるかについては、既に書いた通りなので繰り返しません。中台記者はシンポジウムで、とにかく人手が足りないみたいな発言をされていたそうですが、同僚がこんな馬鹿な作業をさせられているんだったら、人手が足りないも何も無いですよ。「押し紙」の記事はよかったんですが、社挙げてこんなことをしていれば、「押し紙」や「記者クラブ」などで既存メディアを批判することも茶番にならざるを得ないでしょう。