無理

[北京 17日 ロイター] 中国の杭州でパフォーマンスアートを学んでいたドイツ人の美術学生が、世界遺産に登録されている西安兵馬俑(へいばよう)のある場所に侵入し、兵士の1人に扮(ふん)したものの、すぐに警察に捕まった。

このドイツ人美術学生は「自作の軍服を着用し、持参した台の上に」「警察に見つかるまでの数分間、まばたきもせず、そのままじっと立っていた」そうで。しかし、そりゃ無理があるだろう。

兵隊俑の平均身長は1.8m、胴体は空洞、下半身は詰まっていて、顔の表情はそれぞれ異なり、身分によって服装もまちまちであり、いずれも手に武器を握っている。

兵馬俑って意外にでかいんだ。これなら何とかなると思ったのか。無理だって。


この学生の次のターゲットは三十三間堂かな。関係者は注意してください。