ホット コールド リーディング


はてなブックマークのコメントでやらかしてしまったが、ホット・リーディングコールド・リーディングを取り違えた。たしか前にもやった気がする。


要するに自称霊能力者だとか占い師だとかがやるトリックである。被験者の知りうるはずもない(ような気がする)情報を言い当てて、何らかの特殊な能力があると信じ込ませる手口だ。「黙って座ればぴたりと当たる」というやつの手品の種である。


被験者について下調べをしておくのがホット、対面で即興でやっていくのがコールドなのだが、どうも取り違える。即興のほうが何だかホットな感じがしませんか?



Amazon.co.jp: 造物主(ライフメーカー)の掟: 本: 著:ジェイムズ・P・ホーガン,訳:小隅 黎


これに自称超能力者な詐欺師が出て来て、この辺りの手口については一通りの解説がある。この詐欺師がなかなか…ああ、興味のある方は読んで下さい。ホーガンの初期の方の長編としては一番とは言いがたい作品だが、十分に面白いですから。


そういえば、ホームズはコールド・リーディングの達人と言ってもいいのだろう。これも大抵はその場でネタばらしされていた。子供の頃からこういうのばかり読んで育つと、よく言えば騙されにくい、悪く言うと疑り深い人間になりますな。



というわけで、こうして書いておけば二度と取り違えたりしないだろう。


.