“大人”
鳥越編集長が辞任するのしないのの件だが、現在も事態は絶賛進行中の模様。
とか、
- 共謀罪反対 THE INCIDENTS (Alternative Version)- 鳥越俊太郎と盗聴法、共謀罪、『オーマイニュース』(1)『JANJAN』が鳥越俊太郎・『オーマイニュース』編集長辞任を前打ち
- 共謀罪反対 THE INCIDENTS (Alternative Version)- 鳥越俊太郎と盗聴法、共謀罪、『オーマイニュース』(2)呉連鎬氏が後任編集長選びで東奔西走
の辺りをご参考に。
これが、昨年のITMediaの件とどうしてもだぶって見えるのはいたしかたないことだろう。
- 鳥越編集長からインタビュー・コメントを取る。
- 記事化する。
- そんなこと言ってないと否定される。
- その時の具体的な発言内容が公開される。
何故か相手は両方とも女性記者であるが、つい調子に乗ってしゃべりすぎた…なんてのは下衆の勘ぐりというもので、これはたまたまであろう。今回はさらに周辺からの裏付け情報まで出てきてしまって、オーマイニュースはがつっと否定記事まで載せている手前どうするのだろう。
ともかく、わずか半年でいい“大人”が言った言わないの喧嘩を二度も起こすというのはなんなのだろう。以後、鳥越編集長からコメントを取る記者の方は、記事と同時に会話の録音テープも公開して世に問うという手段をとられたほうがよいかもしれない。それなんて“オープンソースジャーナリズム”?という気もするが。
ITMediaの件といえば、オーマイニュースの平野編集次長によるとITMedia編集部との間で“大人の決着”がついているそうで、こんな感じだそうだ。
(ITメディアの鳥越発言報道についても言い返したいが、リアルの世界で「大人の決着」〈当然、先方に非がある〉をしてしまっているので、残念ながら言い返せない。だから、いつまでも虚報がネット上に残っている次第……)
この記事そのものは佐々木編集委員がなぜかCNETに発表した批判記事に反論するものなのだが、前書きのところで括弧書きでぽろっと愚痴っている体である。
この件を平野氏が書くのは実はこれが初めてではない。
昨年の11月にオーマイニュースの規約とシステムが変更され、オピニオン会員が廃止された。要するに記事へのコメントを書けるのは市民記者だけとなったわけである。その半月ほど前に記事へのコメント欄の運営について意見を求めた記事を掲載した。当然、そこには大量のコメントが寄せられた。今見るとちょうど1000個だそうだ。そこから該当する平野氏のコメントを探して今泣きそうになっているのだが、えーと、これだ。
297の似田さん。いつもありがとうございます。「ゴミ溜め2ちゃねら」という表現ですが、本当に鳥越がそんなこと言ったかどうか、今現在、確認すると面白いと思いますよ。ネット上には間違った情報しか存在しませんが。
342yonemuraさん、いつもありがとうございます。 きっちり、これ以上ないぐらいに、先方には、しっかり反論して、もう先方とは決着がついています。貼っていただいているリンクは何度も見ました。この件については、そこには真実はない、と言っています。こちらからは明らかにできない約束になっているので、書いた記者に聞いてください。
まあ、なんというか、やっぱり愚痴っぽい。平野氏が聞いてみろというので、当時、ITMediaの問い合わせフォームから問い合わせてみたのだが、残念ながら返事は無かった。返事が来たらエントリにしようと思ってそのまま時期を逸していた次第。
それはともかく、“大人の決着”したという人が、その件について折りに触れて公の場で愚痴るというのは、それは“大人の態度”なんだろうか。
と思っていたら、先に挙げたParsley氏のエントリによると、
どうもこの件は、「大人の決着」をした担当者が退社してしまったため、係争事項に再浮上したということもあるようだ。
だそうで、薮蛇にならなければいいがと大変心配である。
かつて倫敦橋さんが言った『オーマイニュース「が」ニュース』を地で行く展開だが、そんなことより自分としてはオーマイニュースの「広告案内」が一向に更新されないのをいらいらと見ているのであった。
オーマイニュース 11月〜12月広告メニュー
もう年も改まっているのに、すでに期限切れの案内を掲示したままという体たらく。これが唯一の収入源のはずなのだが、このやる気の無さっぷりは何事だろう。
【追記 1/18 0:54】
だそうで。もうね。
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