上から目線
「どうしんたんだい?プルート。元気が無いじゃないか。」
「これを見てくれよ。」
「ああ、この記事か。いや、正直、君が気にしてるんじゃないかと思って来てみたんだが。」
「ひどいとは思わないか。正式かつ唯一の決定はもう去年のうちに出ているんだ。終わったことだよ。それを。今さら。」
「まあまあ。こんなヨタ記事なんか気にするなよ。君は確かにエリスより小さいかもしれないが、君にはエリスよりも特異な点がある。」
「なんだい?それは。」
「カロンさ。エリスには君にとってのカロンのような伴侶はいないんだ。ディスノミアじゃね。」
「ああ、今そう思って自分を慰めていたところさ。だけど、あんたにだけはそれを指摘されたくなかったよ。アース!」
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