日経BPはがっつき過ぎ


もう随分前に日経BPのサイトのどれか(たぶん複数)にユーザー登録をしていた。登録内容はメールアドレスとIDとパスワードである。


いつの間にかこれが日経BPパスポートとなって、認証機構自体は一元化された。なぜ認証機構に限定するかというと、驚くべきことに日経BPの各サイトはユーザー登録は別だと言って、個人情報の提供とアンケートの入力を求めるのである。じゃあいいよ読まないよということで、そのページを閉じることがかなりある。登録を求めるサイトが全てではないので、実際に開いてみるまではわからないのだ。というか、なんであんなにいちいちサイトが分かれているのかも理解できない。


そう思っていると、日経BPがちょくちょく送ってくる広告メールもうざい。受信拒否しようと思い、メール末尾のリンクを使ってそのためのページへ飛んだ。メールマガジン等の配信を希望しない旨のチェックボックスを選択して登録ボタンを押した。


すると、あろうことか氏名を入力しろと言って登録変更を拒否するのである。知らんがな。メールアドレスだけでよろしいという条件で登録したのであるから、その範囲内でメールマガジン等の配信拒否は許すべきだろう。別にこれで会員限定のサイトを見せろと言うつもりはない。


商売に直結しているのだろうから個人情報の収集に執心することは非難しないし、おそらく昔からのユーザーを考慮しなかったユーザーインターフェースの設計ミスに過ぎないだろうとは思うが、日経BP必死過ぎ、と思わざるを得ない。


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